関東最大ボーイズチームのマスコットになりました~ヤバい人たちに愛されまくり

「どこいってたわけ?」

大村さんがずいって一歩踏み出して、私をにらみつけた。

キツイ香水の香り、ギラギラした目、低い声。
こわい。

けど負けたくなかった。

私、別に悪いことしないし。

何より。

ミユにあんな顔させてる相手、絶対許すわけにはいかない。


「べつに、どこにも」

「うそつけ! あんたさっき、生徒会室から出てきたでしょ!」


ぎっ、と相手の眼が鋭くなった。
口々に、罵声が浴びせられる。
みんな、殺気立ってた。

「副会長の渋谷先輩と一緒だったよね?」
「アンタって何なの?」
「先輩の知り合い?」
「一年が生徒会室とか、ふつー入る?」

見られてたんだ、私が生徒会室から出てくるとこ。


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