君がのこしたもの
プロローグ
私にとって

君だけが一番の友達だった


同じ女の子なのに
好きになってしまいそうなほど


“いい子”な君。



君がいたからどんな時でも頑張れたし
つらい事も…
嫌な事もたくさんたくさん乗り越えていって…



やっと、お互いの一番になれたのに




私が君の大事なものも人も未来も、何もかも

奪ってしまったんだね…


“あの時”までは
こんな事思いもしなかったのに


どうしてこんな事になってしまったんだろう
何がいけなかったの?


私のせいだって事は、はっきりしてる。


だけど、今となってはもう何も分からない。



君は、私を恨んでるよね。

けど私は、恨んでなんかないよ。


むしろ、もっと違う
フワフワした気持ちで



今でも君が戻って来てくれるんじゃないかって





未だに考えてるくらい。



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