月城学園の番外編

はぁ~とため息が聞こえた。…先輩は分かってくれたようで、

「分かった。但し、力を使っても、包帯はしとけ。…尋問するときに有利になる。…投げた生徒は目に余る行動を幾つも残してる。別の生徒や、地域に住む人に被害を出すわけには行かないから。」仕方がないから力を使った後に手首に包帯を巻いて生徒会室に行った。

ー生徒会室ー

話が終わり、要点だけ話すと

日々溜まっていたストレスに発散する方法だった。と言うことだった。

生徒指導の先生にその生徒の事を話し、後の事を決めて貰う手筈になってる。…やっぱりこの類いの人はどこでもいるのね…。

ー翌日ー

朝、起きると、クラっと立ち眩みがした。…また何時もの貧血かな?と思い、そのまま学校に行った。

ー放課後。廊下ー

今日は確か…体育祭の最終打ち合わせとパンフレットのホチキスどめ…だけど、なかなか体が動かない…貧血。酷くなってるな…階段に座って休もうとした時に意識が切れた。

…遠くで私を呼んでる…誰なの?


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