忘れられない夏〜君との思い出〜
秀哉君…………

県大会開幕の前日、二人で帰ったよね。




そして、あなたは私の大好きな笑顔で言ったよね。


『…俺、絶対みせてやるからな!夢叶に感動する野球を』



そう…笑って言ったよね。


嬉しいと思ったと同時に、私…最低だと自分を責めた。


とても…悲しくなった。



秀哉君が…私の願いを叶えるために野球をやっていると思ったから。


それが秀哉君の中では優先してしまっているため…自分の夢をどこかにおいていってると思ってしまったから。
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