忘れられない夏〜君との思い出〜
「なんで、そんな顔するの?」


「なんか…夢叶に悪いかなって…」


「そんなことないよ。私だって早いって思ってるもん。実際、秀哉と結婚とかあまり考えたことなかった」



って…なんか、私の方がひどいこと言ってる…かな?



でも、本心だし。



「実は俺も。敦志にいろいろ言われるまで夢叶との未来なんか想像したことなかった」



そうなんだ。



秀哉も、同じ考えだったんだ。


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