JUNK LAND【→】
この連続殺人においての関連性は、逆に捜査を撹乱した。
もともと、“快楽殺人”は“連続殺人”に結びつき易く、解決に至るに時間を要するケースが多い。
犯罪が連続して続けば逮捕率は高くなるが、快楽殺人は違う。
解決の重要素である被害者との“接点”をぼかすからである。
更にアメリカの広大な国土で無差別に行われる犯行は、遺体の始末の場所にも困らず、結果として捜査が途切れてしまうケースが多い。
1936年、この特徴を活かし、グリーンリバーの殺人鬼と言われた『ヘンリー・リー・ルーガス』と云う男は、全米十七州で三百人以上を連続して殺害したと言われている。