普通な恋がしたかった!!!
「いいい、痛いけど頑張ってくださいっ!」


あたしが思い切って、包帯を広げた途端。



「…お前アホか。傷に直接、包帯巻く気かよ」



「…へ??」



しゃがんでいたあたしの背後に、おっきな影が現れて、あたしの包帯を奪い取った。


ビックリしたぁ…。


………て、



ななな、なんか…。


あたしの背中にピッタリくっついてるせいで、振り向けない…!///



でも多分、この声は…。



おっきな影がゆっくりしゃがんだ。



よ、余計近い…。


左右から、鈍い光を放つ十字架がチラッと見えた。


…やっぱり空木か…。


「まず、ガーゼか絆創膏か当ててやるんだって」


あたしの後ろから、空木が手際よく手当てをしていく。


ヤバい、声、近い…。
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