普通な恋がしたかった!!!
「…だから、他の生徒から診てあげてください」



軽く微笑むブラッド。


…の、頬のかすり傷も、気付けば綺麗に無くなっていた。



「…分かったわ」



呆然としながら、桜井先生が戻っていく。


同じく、空木も戻ろうとした時。



ガシッ



ブラッドが、空木の肩を掴んだ。


「…あ?」


空木が振り返る。



「『こっち』はまだ、済んでないんだけど…??」



ブラッドが、ニヤリとしながら指をボキボキ鳴らした。




…あ、嫌な予感。



「…あぁ、そーいえばそんな約束したな」


空木も、首をゴキゴキ鳴らす。


うわああ、ここ保健室なのにー……。
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