君とさよならの時間 ~大好きの涙~
「大丈夫か!?」
葉上が私のところに近づいてくる。
本当は見られたくなかった。
こんな姿の私なんて、好きな人に見られたくなかった。
けど葉上は、変わらず“私”に話しかけてくれてる。
「………死なせねぇから」
私の冷たい手を葉上は両手で握り、そう言った。
無理だよ。私は、もう死ぬんだよ。
今まで生きれた。…それだけで十分だよ。
「だから、生きる希望を捨てんなよ!!」