君とさよならの時間 ~大好きの涙~






「おい」





 ふと、横から声をかけられた。


 この声、どこかで……。



 クルリと首を横に動かすと、そこにはアイツがいた。






「……なに?葉上」









 私と葉上。



 二人の関係は、今日、想像もしていなかった方向へと進み始める―――――








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