【完】人形達の宴~通りゃんせ~
「もう、何なのよ?怖いじゃん」
本音をポロリとこぼし、うな垂れた。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ~」
お堂にたくさんの人形がいるって聞いてはたけど、実際目の前であんなに多くの人形を見たら怖くて何も出来なかった。
明日、私はまたあの人形達と対峙しなくてはいけない---
正直、怖すぎる…。
ううん、大丈夫。
だって明日は諒ちゃんがいる。
一人で対峙していた今と違って、諒ちゃんがいればたくさんの人形を相手にしても私は向き合える---
なんだかだんだんと力が沸いてきて、思わずギュッと拳を握り締めた。
諒ちゃんの事を思うだけで、こんなに力がわいてくる。
ほんと諒ちゃんは私にとって、なくてはならない人なんだと改めてよく分かった。