【完】甘い香りに誘われて*極道若頭×大人の♀
組員さんもさがってしまったので、隼に聞いてみることにした。
「お疲れ様でした。御帰りなさい」
カチンとグラスをぶつけたあとで、
「ねぇ。さっきの事だけどね。隼は笑うけど私はわからないのね」
「あぁ」
「私なら例えば自分が尊敬してたり、上司だったりそういう機会があまりないならその時は、ついであげたいって思うの」
「あぁ」
「だからつぎたかったですかって聞いたの。その機会を奪ったら悪いから」
「あぁそうか」
説明すると隼は嬉しそうに笑いながら
「大丈夫だ。そんな心配はいらねぇよ」
「そうなの?」
「あぁ。だから結衣がいつもついでくれ」
「うん。わかった」
ちょっとホッとした。聞いたことにちゃんと答えてくれる事も嬉しい。
「間違ったときは教えてね。覚えるから」
「あぁ。結衣の優しさがよくわかったよ」
「え?今頃なの?。」思わず吹き出した。