僕等のヒカリ〜ひまわりの小さなキセキ〜



次の日、起きてリビングに行くと皿とメモがあった。



【朝ご飯は皿にあるおにぎりを食べてください。学校にも連絡したので今日はゆっくりしていてください。俺は親戚の家を周りに行きます。昼頃には帰って来ると思います。】



なぜか敬語のメモを見て、思わずクスッと笑った。



皿に目を向けると、形がいびつなおにぎりが3つあった。



ラップをはがし、おにぎりを一口食べた。




「しょっぱい……」




塩を入れすぎたんだな……



でも、父親が慣れない手つきで必死におにぎりを握ってくれたその気持ちが嬉しくて、しょっぱさは気にならなかった。




「ありがとう、お父さん。」




おにぎりを全て食べた後、テレビをつけた。






< 94 / 193 >

この作品をシェア

pagetop