わがまま即興曲。
「彩音さん?顔色悪いですよ?
大丈夫ですか?」

ホームルームが終わり、
病院にいる方の先生と待ち合わせの場所で会う。
元気のない私を見て、やっぱり心配された。

「平気。」

「ならいいんですけど…」

「………」

…そう。これが現実。
ちょっと外に出て騒ぐだけで、
すぐに疲れる私の体。
健康的な子とは程遠い私…

もう好きでいるのやめるって思うのに、
やっぱり少し、寂しい。

「本当に大丈夫ですか?」

「平気だってば!うるさいなあ。」

ちょっとセンチメンタルな気分になってるんだから、
あんまり話しかけないでほしいんだけど。

「すみません…
彩音さん、珍しく静かだったから…」

「あのねえ…
私だってたまには静かにしてたいときもあるの!」

「…学校で、なにかあったんですか?」

「………………別に。」

「まあ、大丈夫ならいいです。
病院に帰るので、車に乗って下さい。」

そう言われて、
私は、車の後ろの席のドアを開けようとしたら…
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