好きなんて言えない。

ハル

数ヶ月後

ヒナとハヤトのラブラブは増している、
周りから見たら目障りである。

そんなある日、私の元にある一通の手紙が届いた。
送り主は1年生の時の担任だった。
今の担任いわく、「早急に返事が欲しい」と言っていたらしい。

私はトイレで手紙の内容を確認した。
「ハルちゃんへ。ハルちゃんにお願いがあって手紙を書きました。
今、うちの学校のパソコンクラブが6年生の男子しかいなくてもうすぐなくなりそうなの。それでクラブの先生としてお願いがあります。
パソコンクラブに入ってください！！
今日中にお返事お願いね。」

パソコンクラブ？私は存在を忘れていた。
小学四年生から入れるクラブなのに6年生の男子しかいないとは何事だ。と思った。
とりあえず先生への返事をメモに書き担任に渡した。

私は「一回、クラブに行って様子を見てから入るか決める。」と返事をした。

< 8 / 10 >
表紙・目次

この作品をシェア

pagetop