【新】俺様社長の溺愛
「さっさと行くぞ、西島」

「はいはい、わかってます。それじゃあ、

社長はお預かりしますね?」

そう言って会釈した西島さん。


私も微笑み会釈した。

「よろしくお願いします・・・行ってらっしゃい」


…やっと仕事に行った秀人。

・・・ちゃんと、仕事をするだろうか?

ちょっと心配。



・・・その心配は、見事的中した。


1日の間に、もう、何度、メールが入ってきたか?

暇さえあれば、電話までかかってくる始末。


…本当に心配になってきて、こっそり、西島さんに電話をした。


「秀人、ちゃんと仕事してますか?」

「・・・それが」

低い声に、嫌な予感がする。








「…プッ。冗談です、ちゃんと仕事してますよ」
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