【新】俺様社長の溺愛
歩の言葉に、当然ながら皆が驚く。

理人が歩の手を取り・・・

「おい、そんなの初耳だぞ?いつ分かったんだ?」

そう言って歩を見つめている。


「そりゃあそうでしょ?分かったの今日だもの・・・

風邪でもひいたのかと思って病院に行ったら、

妊娠してる事が分かって・・・」

そう言ってへへっと歩みは笑った・・・

とても幸せそうな顔して・・・



「おめでとうございます!」

私も思わず、立ち上がった。


「…おめでとう…待ちに待った子供だな、理人」

そう言って理人に優しい言葉を投げた秀人。


「はい、こんなに嬉しい事はありません・・・

なかなか出来なかったから、もうできないのかって心配してたから

歩…オレに子供を授けてくれてありがとう」

そう言って理人の目には、うっすらと涙が浮かんでいた。


「…バカね、泣く事でもないでしょう?」

なんて言いながら、歩も、少し涙目になっていた。
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