蒼月
さくら。
長い長い眠りから醒めてめ

輝くときは一瞬で

その一瞬に全てをかける

貴方の瞳に私はどう移ってますか?

貴方の心に私は残りますか?

長い長い眠りから醒めても

貴方の瞳に映る私はほんのささやかな時間

それでも

貴方な中に少しでも私という存在が

残せたのなら

それは

本望だと

私はその薄紅の華を散らすでしょう

大樹から離れた私は

流れる風にその身預け

長い長い旅へと駆け出すでしょう

私は今もなお

貴方の心の片隅に存在していますか

貴方の笑顔忘れていませんよ
< 19 / 201 >

この作品をシェア

pagetop