ズボラ女子が恋をした場合。



「…お前が?いやいや、冗談やめなよ全然面白くないよ。」

「いや、本当なんだって。そんなつまらない冗談をあたしが言うわけないでしょ。」


翌日、幼馴染の遥斗(はると)と一緒に登校してると、遥斗は心底信じられないって顔をした。



「そいつ、頭のネジ吹っ飛んでるとか?」

「いや失礼でしょ!相手にも失礼だけど、あたしにも失礼だわ!」


とんてもないよこの男は。
あたしを好きになる人は頭おかしいみたいな言い方しやがってこのー…。



「だって、すずだよ?こんなに色気のない女のどこに一目惚れするの?顔か?ないわ。おっぱいか?そうでもねぇな。金か?そんな持ってないだろ。」

「……。」

「いやー、精神科をおすすめするわ、俺そいつに言ってやるよ、早く頭を覚まして下さいって。」


こっちが黙ってればべらべら喋ってこんにゃろー。



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