もう一度、君と…。

決意


沙苗ちゃんと話した日から数日後。

私は家族のいるリビングにいる。

美繋はお父さんとテレビを観ていて、お母さんはご飯を作っている。

「…高校、決まったよ」

私は小さな声で問いかけた。

お父さんと美繋は、テーブルに着く。

お母さんも料理を運んで来て、座った。

「……私、高美桜笑に行こうと思う」

「…そうね。恋羽の未来ね」

お母さんは静かに笑った。

「良かったね。頑張るんだよ?」

お父さんはテーブル越しに頭を撫でてくれた。

「うん」

「…恋羽姉ちゃん、大好きだよ」

涙目の美繋。

私は席を立ち上がって美繋を抱き締めた。



< 101 / 291 >

この作品をシェア

pagetop