悠久幻夢嵐(1)-雷の章-a rainy insilence

病院前で別れると、そのまま俺も愛車へと乗り込んでエンジンをかけた。

車内に広がる洋楽のサウンドに体を預けながら、
マンションへと戻る。



俺は俺が今出来ることを確実にこなしていく。


限りある時間で、医者としての勉強を必死に身に着ける。
神威に何があっても俺が対応出来るように。


そんな力量を確実に掴み取るために。



 

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