悠久幻夢嵐(1)-雷の章-a rainy insilence




こいつらと一緒なら、多分……俺は大丈夫だよ。



兄貴の忘れ形見を守ってやりたい。




そう思う、俺自身の願いも叶うはずだと
そんな風にすら、感じさせてくれる。






今はまだ降りしきる雨。



だけど……雨は必ず止むはずだから。




そんな日を待ちながら、
俺はこいつらと共に、アイツの傍に居てやりたいと思えた。



















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