春恋~春来い~
あれからずーっとお昼を屋上で食べている訳ですが…
よくもまぁ、バレない。これだけ毎日来ててバレないなんて奇跡じゃない?










「ハル、その唐揚げくれ!」








「ん?良いよ。」








「あーんってやってよ」








「な、な、何言ってんの?ここにはハルくんと和葉がいるじゃん!」









「気にしないで良いよ~!ニコッ」










「…っでもっ…」









ふいに和葉の言葉を思い出した。『無駄にするな』
…そうだよね…私が拒否しても和葉が出来る訳じゃないし…
和葉の分も私は蒼太の彼女として1週間役割を果たさなきゃ!









「…っ、ぁ、あーんっ…」











パクっ









「めっちゃウマイ、この唐揚げ!!」










「本当?良かった~」











目線をハルくんに向けると目が合った。慌てて目をそらす。
本当だったら、ハルくんにやりたかった…











「おーい、お前らこんなとこで何してるんだー?」







< 53 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop