春恋~春来い~
急に体が覆われた。
待って…私、状況が上手く理解出来ないよ…
…………私、蒼太に抱きしめられてるんだ。
何で?










「そうた……なん…」










「ごめん、俺も良く分からねぇ。ただ、今はこのままでいさせて。俺、ハルを傷つけた。自分で1週間、守り抜くって決めたんだ。それなのにハルに風邪をひかせた。まだ二日目なのに…。俺、情けねぇ。ごめんな、ハル…」













そう言って、蒼太は体を離してくれた。












守る?………守るって何?…
蒼太、いきなり、どうしたの……?
やっぱり、何かあるんだ……
でも、今は聞けない…。私にそんな勇気ないもん…。











「蒼太…気にしないで。私、大丈夫だから!ほら学校行こ?遅刻しちゃうよ!」










私は蒼太の手を引っ張って、家を出た。


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