マーメイドの恋[完結]

銀行を辞めた夏子は、今はカフェで働いている。
オープンしたてのカフェが店員を募集していたのだ。


つい先月34歳になった夏子を、カフェの店員として雇ってもらえるのか不安だったが、海の町に若い人たちは他所から遊びには来るが、若い住民は少ないのだ。
だから働き手は、34歳の夏子でも若い方だということらしい。


ここ最近、この町もカフェやマリンスポーツの施設などが増えてきた。
年々、海に癒しを求める人が多くなってきているのだ。


カフェの名前はムル。
Cafe•muru。
夏子のマンションから歩いて10分くらいの海岸沿いにある。



< 25 / 169 >

この作品をシェア

pagetop