マーメイドの恋[完結]
「ありがとう篤志さん」
夏子は素直に嬉しかった。
「なんば礼言いよるとね?俺は夏子しかこの部屋には入れんとやけんね。それより早くベッドに行こう。我慢できん」
「お風呂入りたい」
「後でよか」
夏子は、今日は自分で洋服を脱ぎ、下着姿でベッドに入った。
「下着もジャマたい」
あっという間に下着も剥ぎ取られて、伊原の愛撫を受けた。
今日の伊原はさらに激しい。
お酒が入ってるからだろうか。
男と女は、抱き合う度に心も許していくような気がする。
そして大胆になる。
「いやっ、篤志さん」
伊原が夏子の下半身を攻めはじめた。
「恥ずかしがらんでよかとよ。夏子の全部を見たいんやけん」