今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。
「また、決めた。うん。調子よさそうだな」

 祐太朗の言葉通りに次々とショットを決めていく2人。

 シャトルが相手コートに落ちるたびに、胸元でガッツポーズ。

気合が入っているみたいな陽菜の表情には、日頃のほわんとした雰囲気はなくて、戦いに立ち向かっている戦士に見えた。

一心にシャトルを追いかける姿はとてもキレイだ。

 2人の間に飛んできたシャトルに、2人とも足が止まる。


 シャトルがスッとコートに落ちた。

 スピードもそんなにあったわけではないのに。


「あーあ。お見合いしちゃったな」

 祐太朗のちょっとがっかりした声が聞こえた。

「お互い譲っちゃったよ。真ん中って、穴なんだよな。どっちにも取れちゃうから、迷う率も高い。特に2人は急造ペアだし。うまいとこ、狙われちゃったね」


 ホント、詳しい。

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