今も。これからも。ずっと、きみだけが好き。
「陽菜のすごさをわかってもらいたいんだよね」

「……どういうことだよ?」

 航太がやっと口を聞いてくれた。
 耳を貸す気になってくれたみたい。

「だって、あいつ知らないでしょ? 陽菜の実力。学校で見るくらいじゃ、本当の強さなんてわからないんじゃない?」

「それは、そうかも……けど、別に……わからなくてもいいだろ」

 まあ、確かにね。

 陽菜のすごさは僕達がわかってればいいことだけど。

 温厚な航太兄ちゃんはどこに行ったの?
 どこが大人の態度なんだろ。


「そうは言ってもね、やっぱりさ、一度は見せておいた方がいいと思うよ。航太兄ちゃんだって、あいつとは友達の縁を切ったわけじゃないんでしょ? これからも友達関係を続けたいと思っているのなら、見てもらってた方がいいよ」



 これって、わりと核心をついていると思うけどな。

 
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