LIFE

「ちなみに僕は、社会科だ!いずれ授業に来るから、よろしく!てなわけで、廊下に番号順でならんでくれっ。」



みんなが一斉に動き出した。




私も椅子から立ち上がる。




「……。」




なんかだるいな…。




「みんなはよならべー。」




な、並ばなくちゃ…!




私は急ぎ足で廊下に並んだ。




トントンっ。




え…?




肩をトントンされた。




だ、誰だろう…。




後ろを向くと




「あなた、何番?」




ギャルがこっちを見ていた。




「に…29番です。」




「あっ!じゃあウチ、あなたの後だ!よろしくぅ~」




「…よ、ょろしく…。」




< 19 / 36 >

この作品をシェア

pagetop