久しぶりだね初対面
…通りを歩く人達のざわめき、子供達の駆けていく足音、祭囃子。

耳に入る音、全てが何だか心地いい。

とても気分のいい夜だった。

ふわふわと浮かんでいるような、不思議な感覚。

まるで夢の中にいるような気分だ。

その不思議な感覚の中でまどろんでいるうちに。










俺はまた、深い眠りについていた。

三度目の、時間移動だった。



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