時の妖精
ルルが言った。

『それでは、鳥居を直すわよ。』

「うん・・・」

ルルは両手を壊れた鳥居に向け目をつぶった。

『・・・・・』







『さぁ、早くアナタも私と同じように念じて!!』

ケンは驚いた。

てっきり、何処からか木を持って来て削って作るからかと思ったからである。

ルルが言った。

『あのね、ココは時の世界、自由に時間を私は操る事が出来るの。』

『だからアナタが壊す前の鳥居の姿に戻せばいいのよ!!』

『でも、私だけの力じゃ直せない。』

『だから、アナタも一緒に念じて!』

ケンはびっくりドキドキだったがルルと一緒に念じた。

『いくわよぉ〜』




『聖なるかつ神秘的な力を持つ時の力よ、我、時の妖精、ルルク・ジャンヌ・キャットに力を与えよ!!』

鳥居が光始めてた













『時間よ戻れーっ!!!!』





まるで鳥居は生き物のように元通りに戻った。



バタン・・・・

ケンはその場に倒れた、ルルが急いで駆け寄った。

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