記憶のカケラ。〜君を思って前に進もう〜
めっちゃ照れ臭かった。
恥ずかしすぎて、叶汰の目なんて見て
られなかった。そういや、叶汰に素直に
なったのなんて、小学校の低学年の時
以来だった気がする。なんだ。私、言え
るんじゃん。
「え⁈……今宵、それ、本気⁇」
「それって…付き合うって事が⁇それと
も好きって事が⁇」
「いや、ど……どっちも。」
そう言って叶汰は顔を伏せたけど、
私には見えたよ。顔を真っ赤にして照れ
隠しのように俯せる叶汰が。
コイツ…可愛いとこあるんじゃん。
「ほ、本気だよ⁈冗談なわけないじゃん
‼私が今まで叶汰に嘘ついた事ないで
しょ⁈」
ダメだ。またいつもみたいにムキにな
ってしまった。なんでこう、怒りっぽく
なっちゃうんだろう。
「いやいやいや。嘘つきまくりじゃねー
か。思い出せないくらいに。」
なんだと⁇コイツめ。
「はい⁇叶汰に言われたくないんです
けど。ってか、ほら‼あれよ‼
叶汰こそ嘘ついてんじゃないの⁇ いた
告だったってオチになるんでしょ?」
恥ずかしすぎて、叶汰の目なんて見て
られなかった。そういや、叶汰に素直に
なったのなんて、小学校の低学年の時
以来だった気がする。なんだ。私、言え
るんじゃん。
「え⁈……今宵、それ、本気⁇」
「それって…付き合うって事が⁇それと
も好きって事が⁇」
「いや、ど……どっちも。」
そう言って叶汰は顔を伏せたけど、
私には見えたよ。顔を真っ赤にして照れ
隠しのように俯せる叶汰が。
コイツ…可愛いとこあるんじゃん。
「ほ、本気だよ⁈冗談なわけないじゃん
‼私が今まで叶汰に嘘ついた事ないで
しょ⁈」
ダメだ。またいつもみたいにムキにな
ってしまった。なんでこう、怒りっぽく
なっちゃうんだろう。
「いやいやいや。嘘つきまくりじゃねー
か。思い出せないくらいに。」
なんだと⁇コイツめ。
「はい⁇叶汰に言われたくないんです
けど。ってか、ほら‼あれよ‼
叶汰こそ嘘ついてんじゃないの⁇ いた
告だったってオチになるんでしょ?」