コンビニエンスな関係
「どう…って?」



リビングに向かうプーさんの後ろにくっつく。



「だからその…好きとか嫌いとか」



「嫌いなワケがない」



「じゃあ好きなの?」



プーさんは、私の顔も見ずに、スーツを脱ぎながら



「もちろん」



と応えた。



「ありがとう。おやすみなさい」



プーさんの本意はわからぬまま、とりあえず私のことは嫌いじゃなさそうなので、寝ることにした。



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