スキと言えるまで。





まぁしばらく歩いてれば、俺の天使!!
マイエンジェルの琉那(他数名)と会えて一緒に登校できるから耐えてるけど。





考えてたら、ほら前から琉那が…。





「おはようございます、若葉ちゃん!」





「おはよう、琉那。
ちゃんなんて付けなくても、若葉でいいのに。」





…女に負けてる屈辱。
男装若葉に惚れてる琉那のことが分かってて、しかも俺へのあてつけも込めて、男声で会話しやがってよ。





「いつものことだ、慣れろ樹。」





「佑樹は彼女がいるからそんなことが言えるんだよ…。」





『無駄なあがきだよね。』





うっさい!!






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