君の声が聴きたい
純也side

俺は栗林純也 16歳の高校1年。

Dearのメンバーで歌手活動をしている

さっき家の前で別れた詩とは幼馴染で俺は出会った時から今までこいつに片想い中。

あいつ鈍感だから俺のアプローチにも全く気付かずに高校生まできてしまった

あいつは俺のことただの幼馴染としか思ってないけど、俺は絶対諦めない。

最近はずっとスケジュールが詰まってて、あいつの側にいてやれないのが悔しい

でもまぁ隣の家だから会いに行こうと思えば会いにいける距離だからそんな気が滅入ってるわけではないけど。


「純也〜!智也〜!ご飯よ〜!!」

「今行く」


母さんから呼ばれ、リビングの食卓につく。

俺の家族は親父、母さん、14歳の弟の智也の4人家族で暮らしている


「最近の仕事はどうだ?うまくいってるか?」

「あぁ、ぼちぼちってとこかな」

「俺のクラスの女子なんてサインもらってきてって毎日毎日うるさいんだよ...女子ってしつけーよな」

「俺は絶対サイン書かねーからな」

「わーってるって」

「さ、夕飯にしましょ!」

「「「「いただきまーす!」」」」



夕飯も食べ終わり風呂にも入って寝る準備をする。

明日は4時起きだから今日は早く寝よう。

ベッドに入ると俺はすぐ眠りに落ちた





「お母さんお母さん...ねぇ...お母さん!!」
「なんで...なんで....」
「いやーーーーーーーーーっ!!!」







ガバッ

はぁ...はぁ...夢か.....今の声詩だったよな?

あーもう嫌な夢見ちまった...

今の時刻は午前3:45。もうそろそろ起きるか。





俺はこの夢が現実となることにこの頃は全く気付かなかった
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