【完】月唄-TsukiUta-『短編』


梅雨間近のこの微妙な時期。


あたしは毎日蓮のところに寄ってしまう。

あの声が聴きたくなってしまう。


いつも蓮との話は弾むが

一向に居候に来る様子がない

もしや..あたし、騙された?

本当は帰るとこ、あったんじゃ..?

ふと疑問を抱きあたしは
蓮に問いかけた


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