Doll‥ ~愛を知るとき
六畳程の洋間の壁伝いにダブルベッドが置いてある。
反対側の壁には、幅の広いビルトインクローゼットの扉。
向かって奥の壁にある窓は出窓になっていて、いくつかのぬいぐるみが飾られていた。
「ぬいぐるみ、いっぱいだね。」
部屋の中を見渡しながら、腕に抱いた愛翔に話し掛ける。
「うん!」
愛翔は、大きく頷いた。
「愛翔。ママ、お着替えするから、ちょっとだけ降りて待っててくれる?」
「まちゅの?」
「うん、待てるよね?愛翔は お利口さんだもんね。」
「うんっ。」
ほっぺに チュッてKissをして愛翔をベッドに下ろし、あたしはクローゼットを開けた。