Doll‥ ~愛を知るとき


翌日、迷彩柄のミニワンピを着て仕事に行った。

理由はどうあれ、堂々と可愛い服を着られることが嬉しかった。

更衣室に入ると、朝美さんがいた。

「おはようございます。」

いつものように挨拶をして、ロッカーを開ける。

「愛波さん、おはよう。その服って‥。」

朝美さんはブランドの名前を口にして、そこで買ったのかと尋ねた。

「その店の服だけど、浩也がプレゼントしてくれました。」

愛想良く答えて、ミニワンピを脱いだ。

制服に着替えている間、彼女の視線を感じていた。

胸に違和感を覚えている。

「お先に‥。」

一言、彼女に声を掛け更衣室を出て、あたしは店内へと向かった。


 
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