手に入れたいのはお前だけ。
「しかも茂木くんと一緒に帰ってきたじゃない!どういうこと?」
「え……?」
水をかけられたことを言おうとしたあたしに、美喜ちゃんが興奮したように言う。
あ、そこ気になっちゃう?
「助けてくれて……」
「運が良かったわね。というかなんでこんなに千澄のまわりには美男子が集まるのかしら」
「あはは……」
なんでなのかしら、いいわね。と美喜ちゃんはなんだか独り言を言ってる。
これで完全に、言うタイミングなくなっちゃったな。