手に入れたいのはお前だけ。
え…………。
寝息を立てているその人は、あたしのよく知っている人で。
というか、大好きな人。
「……深高くん?」
気持ち良さそうに、深高くんが目の前のベッドで寝ていた。
初めて見た、深高くんの寝顔。
気持ち良さそうに眠っていて、まるで子どもみたい。
……いや、天使みたいだ。
もうちょっとこのまま見ていたいけど、起こしちゃ悪いもんね。
今日は、とりあえず帰ろう。
そう思って出て行こうとした、そのとき。