手に入れたいのはお前だけ。
そんなことを考えながら、あたしはこの制服を着替えたようにベッドを仕切ったカーテンの内側にそーっと入る。
ちゃっちゃと着替えて、先生にお礼を言って帰ろう。
そう思ったのに……。
「…………?!」
ベッドの上にすーすーと音を立てて寝る人を見つけて、あたしは声をあげそうになるのを必死にこらえた。
ひ、ひ、人がいた。
あたしが悪いよね、誰かいるかどうか確認しなかったから!
よし。ゆっくり出て行こう……。
出ようとしたら、その人がゴロンと寝返りをうつ。
その顔を見て、あたしは足をとめた。