手に入れたいのはお前だけ。
「そんなの千澄が心配する必要ないよ」
なんだかひとりで溜め込むことができなくて、その日のお昼休みにすぐ美喜ちゃんに相談するとそんな答えが返ってきた。
「ん……でも……」
「千澄は十分可愛いよ。それに深高くんが好きだって言ってくれてるんだから、それでいいじゃない」
嘘をついてる様子もなく、美喜ちゃんは自信もちなさい、とひとこと。
「深高くんはあたしのこと、どう思ってるのかな……」
「本人に聞くのが一番よ」
本心を包み隠さず聞けるしね、と美喜ちゃんは笑った。