Melty Lesson

だけど―…その想いは一方的な私の片想い。

実る雰囲気なんて全く無い。

だから最近、レッスンを受ける度に胸が切なくしめつけられてしまう。

もう、先生のレッスンを受けるのはやめたほうがいいのかもしれない。

けれども今日みたいに、唇に美容液なんてつけてワルアガキしてしまう。

諦めたほうがいい?

まだ頑張るべき?

二つの想いに揺れて、悩んでしまう。


「先生が私なんて眼中にないのはわかってるんです……でも、やっぱり諦めきれない気持ちを捨て切れなくて―…」


辛いんです。先生が好きで、その想いが届かなくて辛い。


「だからっ、レッスンを受けていても、切ない気持ちが込み上げてきて―…っ」


涙が次々に零れる。

先生、今私が涙してるのは、あなたが好きだから。


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