Melty Lesson
せっかく気持ちが少し楽になったのに、そんな風に言われると、また切なさ達が戻ってくる。
今の私の気持ち―…
表情にも表れてしまっているはず。
唇を噛み締めて、これ以上感情が溢れ出ない様にと堪える。
と、
「栗原さん」
私の名前を先生が呼ぶ。
何を……言われるんだろう。
おそるおそるな瞳で先生を見た。
「僕の―…悩みも聞いてくれる?」
「え……?」
まさか、そんな言葉を先生が言うなんて思ってもいなかったから、今度は私が驚いた顔になる。