【死場】~連続変死ミュージカル~
「なんで私達が・・・!」
愚痴をこぼしながら、りこが道具部屋のモップ掛けをしていると、
「やぁ」
帰ったものと思っていた頼人がやってきた。
「・・・何か用ですか?」
ツンとした態度で振り返るりこ。
頼人はクスッと笑って彼女に近付くと、
「りこちゃんってツンデレ?男が女にある用なんて――・・・たった一つでしょ?」
肩に手を置いた――。
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