好きになった人はホモ。
教室に入ってくる順番は、いつも確実に、秋彦、私、真崎の順だ。
勿論、その他のクラスメイトもまばらに入ってくるが、これは私達3人に焦点を当てた場合。
なので私は、下足箱のところで真崎を待ち伏せした。
「あ、あれ!?お、おはよ。珍しいな」
私に気付いた真崎が声を掛けてきた。
「おはよう。あの・・・コレ」
私は用意していた手紙を差し出す。
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