年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)
 翌朝オーナーに見送られてペンションを出る。辺りの散策をしてホテルに戻った。
 そうこうして旅行日程も最終日になり、チェックアウトを前に荷物をまとめていた。


「いっぱい買い込んじゃったね」
「そうですね」


 高原のお洒落な店で小物や服を買い込み、部屋は紙袋の山が出来ていた。


「綾香さんドレス」
「宅配便で送る」


 壁に掛けたままのドレス、来るときはサロンの店員さんが持ってきてくれた。帰りは当然自分で持ち帰る。自宅に着いてもしばらく飾っておこうとニマニマしていた。


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