年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)

「そうさせたのは僕だから。元を質せば僕が……」


 由也くんは私の肩を寄せて抱きしめた。


「これからは必ず綾香さんを守ります。僕を信じて」
「……うん」


 そして由也くんは一度手を緩めて私の顔を覗き込む。軽くキスをして再び抱きしめた。



< 594 / 600 >

この作品をシェア

pagetop