続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
第2章
「あ・・・・茜ちゃん!それに片山さんまで・・・・」



「あ?お前らどうしてここに?」




驚いて怪訝な顔を浮かべる蓮とあたしに向かってにこやかに笑いながら手を繋ぐふたり



あれ?この二人・・・・付き合ってたっけ?




そんな疑問が咄嗟に浮かんだんだけど・・・・このふたり犬猿の仲なんじゃなかった?




「どうしてってパンケーキ食べに来たに決まってんじゃない!しっかし・・・


やたらいちゃいちゃべたべたしてるカップルが居ると思ったらやっぱり蓮と



莉子だったか~」




「おお~っやっぱり莉子さんと蓮さんだったか!久しぶりやなあ!!


相変らず仲ええし・・・ええなあ~しかし莉子さんはしばらく会わんうちに


ますます別嬪になったんとちゃうか?なんか眩しくてキラキラしとるし」




・・・・・ふたりのハイテンションなマシンガントークにしばし絶句のあたし達



この展開からすると相席で4人で食べることになるんじゃ・・・・と思いながら



横に居る蓮を見上げた



「もしかしてお前ら相席で一緒に食べようとしてるとかって言わねえよな?」




「ぴんぽ~ん大正解!さすがあたしの幼馴染!よくわかってるじゃん

こんだけ並んでたらいつ食べれるか分かんないし・・・・いいよね?」



茜ちゃんの微笑みとは裏腹に蓮の眉間の皺がより一層深くなる



平然と言ってのけて全く動じないのはやっぱりさすがとしか言いようがない
















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