続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「莉子・・・・お前なに言って「前、抱きしめて朝まで寝てくれた・・・・よね?一緒に寝よ」



あたしがそう言うと困ったように頭を掻いてじっとあたしを見つめた



あたしは・・・ただ傍にいてほしかっただけ・・・なんだけど蓮は違うのかな




その思いが伝わったのか蓮はあたしに苦笑いを浮かべるとそっと手を握りしめた



「莉子・・・・いいかげんそろそろ俺も限界なんだよ」



限界・・・・?なにが?




「わかんねえって顔だな、莉子と今ひとつの布団に入ったりしたら俺・・・なにするかわかんねえぞ、朝まで抱きつくすかもしれねえ・・・それでもいいのか」



蓮の問いかけに言葉を失う



それって・・・・そういうことだよね



蓮はあたしを・・・・抱きたいって思ってる




あたしは・・・・蓮とそうなってもいいの?



あたしは・・・・




「蓮・・・・あたし、蓮とならそうなってもいいって思ってる・・・あたしの初めては蓮しか
いな・・・んんっ・・・・」





突然のことで頭が回らない



蓮と唇を重ねているとわかったときにはベットに押し倒されていて目の前に端正な蓮の顔が真近にあった

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